最近特に注目を集めているオンコリスですが、この銘柄の「テクニカル的な期待値」を月足分析から考えてみたいと思います。
まず、このオンコリスの月足の形ですが、非常に強いと考えています。
- 目下は1550円と2000円
- 1550円~2000円ラインを超えれば3700円は狙える。
- この3700円圏で何らかのカタリストがあれば、5000円クラスにも化ける可能性
現在のオンコリスの月足
2014年の上場後、半年間下落を続け、「しの字」を形成しています。
この月足の「しの字」ですが過去の大化け銘柄たちも非常に酷似した値動きをしています。
「しの字」の底部分でじわじわと下値段を切り上げていき、なかには派手な出来高をつけているものもあります。
この流れの中で上場来最高値に挑んでいくようなシナリオです。
この上場来高値圏でなんらかのカタリストがあるとさらに株価は加速的に上昇していくイメージです。
理論上、上場来最高値は
- 買い方ホルダーの含み損はゼロ
- 売り方ホルダーは全員含み損
ということになります。
売りが出づらく、買いが入りやすい状態です。
つい1年、2年前にはアルベルトやオイシックスは500円とかだったんですよ笑
もう一度、オンコリスの月足
今月のオンコリスは年始や祝日の関係で営業日の少ない1月の中旬であるにも関わらず、上場来で最大の出来高を記録しています。
かなりの出来高が観測された、12月の出来高を1/15時点ですでに上回っています。
今月の月足が完成する頃にはかなり、背の高い出来高のバーチャートが出現していることでしょう。
これは「しの字」での形のみを見れば、アルベルトやトレンダーズに近い印象です。
ただ、これは企業の本質的価値に後退がないことが条件になります。
材料の詳細は調べてませんが、決算をきっかけにトレンダーズは上場来最高値に一歩及ばず値崩れしてしまっています。
→まぁ、底値圏から考えれば現在でも十分高いですがw
当然ですが、日足レベルの分析も必要になってくるでしょう。
もう一つ重要なのが、過去にオンコリスはこの「しの字型」を否定してしまっていることにも目を背けてはいけません。
なので、オンコリスに関しては、「3700円の上場来最高値に挑戦する条件が整った」という認識にとどめるべきかなと考えます。
もう少し細かいところで言えば、1550円が価格帯別出来高の最上限かつ、2016年12月足の上ヒゲのゾーンになります。
ここが次の攻防ラインになってくると考えます。
ここを超えれば、価格帯別出来高の「谷」になるので3700円までの値動きは比較的軽いものになると可能性が高いです。
まとめ
- オンコリスの月足は「しの字」を形成し過去の大化け銘柄の初動と似ている。
- 次の予想攻防ラインは1550円、2000円、ここを超えれば3700円までは軽そう。
- 上場来最高値の3700円圏でカタリストが出ればさらに加速的に上昇する。
- 営業日のすくない1月の中旬にも関わらず、出来高はすでに過去最大。
- 月足の形は強いが否定する場合も往々にしてあるので日足分析も重要