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板読み

板読みの基本!”フル板”の使い方を覚えよう!

更新日:

日本株の板読みを実践するにあたり、

非常に重要になるのが、”フル板”というツールです。

このツールの存在を知らない人も多いので、

使い方を学べば、他者にはない優位性を得ることができることは間違いないでしょう。

本稿は日本株にフォーカスを当てたものになります。

しかし、他の金融商品の板読みにも共通する概念が多いので、

日本株以外のトレーダーの方も一度、目を通してみましょう。

 

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1.普段よくみる板、"10本板"

一般的にPCツールや、スマホツールに表示される板情報は"10本板"(10本気配)と呼ばれます。

これは現在の基準とされる先頭の価格の板を中心に、上下に10ティック分の指値注文が表示されるものです。

”先頭の価格の板”とは別の言い方をすれば、

・最も価格の安い売り指値

・最も価格の高い買い指値

ということになります。

この上下10本ティック分を超える分の注文は、全ての注文は合計されます。

売り板は"over"、買い板は"under"として一括表示されます。

"over"と"under"は合計して一括表示されるだけで、

しっかりと板一つひとつの指値注文は存在しています。

また、各場の寄り付き前(8:00~8:59、12:05~12:29)や

ストップ高、ストップ安、特別気配の状態の銘柄では、

現在注文が入っている成行注文の株数も、板の上下に表示されます。

そして、すべての注文を合計した成立するであろう仮の株価が表示されます。

 

2.”フル板”ではこんな情報が確認できる!!

”フル板”は証券会社によっては、”全板”という表記がされていることがあるので

ご自身のお使いの証券会社のツールを確認してみましょう。

本稿ではSBI証券の「HYPER SBI」というPCツールに準拠して解説していきます。

SBI証券の場合は、PCツールの上部にある全板(20本)もしくは全板(32本)でフル板を表示することができます。

20本と32本の違いは一括表示される板の本数の違いのみで、確認できる情報に違いはありません。

■SBI証券「HYPER SBI」のフル板

”10本板”と”フル板”の大きな違い、優位性は以下のようなものがあります。

①注文の”件数”を確認することができる。

②大引け売買の確認ができる。

③価格帯別出来高

④その日の値幅制限いっぱいまでの指値注文を1ティックずつ確認することができる。

これがどういったものか具体例をみてみましょう。

 

 

①指値注文の”件数”を確認することができる。

”10本板”では板に並ぶ、”株数”のみしか確認できません。

しかしフル板の場合、その板が何件の注文で構成されているのか

ということを確認することができます。

例えば、1万株の注文があったとして、

20件の注文件数と、2.3件の注文件数では、

その指値注文を出しているプレイヤーの性質が異なるということが想像できます。

下記の画像を見てください。

赤線部の株数は一見、分厚い買い板で多くの相場参加者が注文をいれているように見えます。

しかし件数にも注目してみるとどうでしょう・・・?

他の価格では同じ10件以下の注文数の板の株数が2000株以下であるのに対して、

赤線部の板は明らかに注文数と株数のバランスが乖離しているため、

ある一部の大口の注文であることを見抜くことができます。

また、”10本板”では、各場の寄り付き前(8:00~8:59、12:05~12:29)に以下のような形で、仮の寄り付きの株価が表示されますが、

”フル板”であれば1ティックごとの注文株数が表示されます。

この株数””注文件数”のバランスをもとに、今みえている指値注文の性質を分析していきます。

 

②引け注文の確認ができる。

ザラ場中の”フル板”を確認すると、前場引けや大引けに発生する”引け買い”、”引け売り”のが確認できます

この引け売買の注文を把握することで、その銘柄の特徴を推測する材料にできる場合もあります。

例えば、大引け買いが多ければ、翌営業日以降の値上がりを期待するスイングトレーダーが多い可能性があります。

逆に、大引け売りが多ければ、その日限りでポジションを決済してしまうデイトレーダーが多い可能性も考えられます。

時価総額の大きい大型株では、機関投資家が大量のポジションを調整するため、大引け売買が活発になります。

さらに往々にして、値動きが活発な銘柄には不自然な引け注文が大量に入る場合があります。

こういった行為の目的を特定することは困難でも、

”大口が何かをしようとしている”ということは十分に読み取ることができるのです。

③価格帯別出来高

SBI証券のスマホアプリでも確認できるものですが、より細かく価格帯別出来高を分析することが可能です。

デイトレ―ド、スキャルピングをするにあたって、需給の節目を読むには重要なツールになってきます。

④その日の値幅制限いっぱいまでの指値注文を確認することができる。

これは簡単な言葉で表すと、10本板の”over”や”under”の内訳を確認することができます

日本株の場合、前日の終値の株価を基準に値幅制限が設定されています。

たとえば前日に2000円が終値の銘柄は、翌営業日は2000円を基準に上下500円の値幅でしか取引をすることができません。

つまり最安値が1500円、最高値が2500円ということになります。

この値幅制限を別に言い方をすると、"ストップ高"、”ストップ安”の価格ということです。

通常の”10本板”では、現在の株価を中心に上下10ティック分の板注文しか確認できません

しかしフル板においては、下記のように1ティックずつ値幅制限いっぱいまで確認することが可能になります。

フル板の上下の注文をしっかり確認する習慣をつけておけば、

その銘柄から受ける印象が大きく変わる場合があります。

 

3.”フル板”の機能を板読みにどう活かすのか

”フル板”は前述のように、

①注文の”件数”を確認することができる。

②大引け売買の確認ができる。

③価格帯別出来高

④その日の値幅制限いっぱいまでの指値注文を1ティックずつ確認することができる。

といったことが確認できます。

こういった観点から板の配置ひとつひとつが、

”相場の生理現象によって出現したもの”なのか、

”大口の意図によって出現したもの”なのか、を考察していきます。

これらを考察することができれば、

大衆がどちらに向き、大口が動かしたい相場の方向はどちらかといったことが読み取れるようになります。

それらを見極め、その銘柄の株価が上昇するのか、下降するのかを予測しましょう。

具体的には

  • 板の配置
  • 注文”株数”の多いのか、少ないのか
  • 注文”件数”の多いのか、少ないのか
  • その日の出来高が多いのか、少ないのか
  • 大口の意図のある板かどうか
  • 意図のある板は動くのか、動かないのか
  • 注文の成立した板、成立してない板

といったことから総合的に考察していきます。

具体的な板読みテクニックを覚える以前にまずは、

フル板で知ることのできる情報の種類とその性質を整理して理解していくべきでしょう。

 

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