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テクニカル講座

テクニカル分析のキホン -移動平均線―

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1.移動平均線とは

移動平均線は、取引ツールには必ずローソク足ともに表示されている基本的なテクニカルツールです。

テクニカル分析を学ぶにあたって、ローソク足と並んで重要とされています。

移動平均線は、表示する時間軸(分足、日足、週足、月足等)ローソク足の終値の平均をつないで表示した線のことです。

例えば5日移動平均線は、当日を含めた直近の5日間の終値を平均して数字を線として表示させたものです。

”直近の5日間の終値を平均”なのでローソクが1本増えれば、その都度、再計算されます。

これによって計算された数字を線上に結んだものが移動平均線です。

上記の移動平均線は”単純移動平均線”と呼ばれています。移動平均線の種類は

  • 単純移動平均線(SMA)
  • 加重移動平均線(WMA)
  • 指数平滑移動平均線(EMA)

といったものもあり、その性格は異なります。加重移動平均線(WMA)と指数平滑移動平均線(EMA)は若干、複雑なのでまずは基本となる単純移動平均線(SMA)の概念をしっかり理解しましょう。

 

一口メモ

移動平均線は英語で”Moveing Average (ムービングアベレージ)”と呼ばれ、

5日移動平均線や25日移動平均線のことを多くのトレーダーが“5MA”や”25MA”というように表記する場合が多いので覚えておきましょう。

 

2.移動平均線はなぜ基本なのか

本稿のタイトルにあるように、移動平均線こそがテクニカル分析の“キホン”とも呼べる存在です。

移動平均線自体が様々なテクニカル分析に使えるばかか、

ボリンジャーバンドやMACDというようなテクニカル指標は移動平均線の数字をもとに構成されています。

テクニカル分析を学んでいく過程で、こういったボリンジャーバンドやMACD、%エンベローブ使用する手法を見聞きすることが多いと思います。

それらの手法の優位性を考えるにあたって、その源流である移動平均線の成り立ちを理解する必要があります。

また、移動平均線自体の使い方やバリエーションも多岐にわたるので、それらの性格を把握しておくべきでしょう。

 

3.移動平均線でこんなことがわかる!!

移動平均線を使用する目的は、主に4つの理由が考えられます。

  1. 指定した期間の、相場参加者の平均取得単価を知る
  2. トレンドの方向性を計る
  3. 現在の価格との乖離から、価格の行き過ぎ感を見る
  4. レジスタンス&サポートの機能

この3つの観点について、もう少し掘り下げてみましょう。

①指定した期間の、相場参加者の平均取得単価を知る

例えば、25日移動平均線は、25日間の終値の平均価格ですから、

直近25日間の相場参加者のおおよの平均取得単価を予測することができます。

この移動平均線とローソク足の位置関係に注目することによって、

その銘柄を取引する相場参加者たちのうち、買い方に利益がであるか、

売り方が利益が出ているのかを“おおむね把握”することができます。

この銘柄の移動平均線は、短期:5日線、中期:25日線、長期:75日線の設定がされています。

このことから、この銘柄における相場参加者の”概ね”の平均取得単価はそれぞれ、

直近5日間:5110円

直近25日間:5150円

直近75日間:5295円

ということになります。

現在の株価は5090円にですから、最近エントリーした相場参加者も、

すこし長めの時間軸をもつ相場参加者も基本的には含み損に人が多いということになります。

含み損の相場参加社が多いと、株価が地合いの好転などで上昇してもいわゆる”やれやれ売り”が発生しやすくなり、株価の上昇の妨げになりやすくなります。

移動平均線はこのように相場参加者の”需給”をおおまかに確認するができます。

②トレンドの方向性を知る

トレンドとは、価格の方向性を表しており、上昇、下降、横ばい(レンジ、ボックス)が存在します。

ダウ理論では、トレンドの定義を「高値安値の切り上げ(切り下げ)」と定義していますが、

移動平均線の向きが上、下、横ばいかによって、トレンドの方向性を疑似的に確認することができます。

移動平均線が上向きということは、その期間内の相場参加者の多数は“上値を追っている”ということになります。

逆に移動平均線が下を向いていたり、横ばいの場合はトレンドが上向きとは言いづらいでしょう。

短期、中期、長期の順番で移動平均線が上向きの状態は”パーフェクトオーダー”と呼ばれ、強いトレンド状態にあることを示しています。

また、この3つの期間の平均線の並び方や動きに着目した”ゴールデンクロス/デッドクロス”の考え方や、”移動平均線大循環分析”と呼ばれるものもあります。

これについては別稿で詳しく解説していきます。

まとめ

ローソク足が移動平均線より上に位置し、移動平均線自体が上を向いている ⇒ 上昇トレンド

ローソク足が移動平均線より上に位置し、移動平均線自体が下を向いている ⇒ 下降トレンド

ローソク足が移動平均線を上回ったり、下回ったりして、移動平均線が横向き ⇒ レンジ

 

◆”パーフェクトオーダー”の状態にあり上昇トレンド

 

◆”パーフェクトオーダー”の状態にあり下降トレンド

 

③現在の価格と移動平均線の乖離から、買われ過ぎ、売られ過ぎを見る

現在の価格(ローソク足)と移動平均線の乖離から、いわゆる「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」という現在の価格を相対的に評価することができます。

何を基準にして、「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」と判断するのかの意見は様々だと思いますが、

現在の価格(ローソク足)と価格移動平均線の乖離に注目することによって、指定した期間の相場参加者の“含み損益”を計ることできます。

例えば、25日線から20%プラスに乖離した銘柄があるとすれば、直近の約1ヵ月間の相場参加者の多くは20%以上の含み益の状態になります。

この状態は近い将来、利益確定の売り注文がでやすくなる予想がされます。

逆に、マイナスの方向に乖離幅が広い場合、空売り勢の利益確定の決済買い注文が出やすくなるため、下げ止まりからリバウンド局面に移行する場合もあります。

この移動平均線の乖離率に着目した手法で特に有名なのが、

”ジェイコム男”で有名なBNFさんの逆張り手法です。

日経平均が4年間で18,000円から8,000円と大きく下げ続けるなか、

160万円ほどの資産を2億円以上に増加させた手法ということなので、一度調べてみると参考になるでしょう。

一口メモ

移動平均線乖離離は『楽天証券』の株アプリや個人投資家に人気のサイト『株探』でも簡単に確認することができます。

 

④レジスタンス&サポートの機能

移動平均線は時として、レジスタンス&サポートとして機能することがあります。

この側面はテクニカル分析の古典的な概念である「グランビルの法則」でも言及されており、

実際の相場でもこの現象はよくみられます。

「グランビルの法則」では、200日移動平均線を基準にしていますが、金融商品によっては

5日線、25日線、75日線などの移動平均線にレジスタンス&サポートが観測される場合もあります。

特に日本株においては、その銘柄を主戦場にする大口投資家が、”チャートを作り”に来ている場合その傾向がより強くなるケースがあります。

ここで大切なことは、200日線や75日線がレジスタンス&サポートの機能する場合が多いからといって、それのみを観察し続けるのではなく、

発想を逆にして、御自身の取引する銘柄に様々な移動平均線を当てはめてみてどの数字のものが効いているのか探してみることでしょう。

◆75日線(緑色の線)がレジスタンスラインになっている銘柄

 

◆75日線(緑色の線)がサポートラインになっている銘柄

 

4.様々な時間軸の移動平均線

単に移動平均線といってもその時間軸(分足、日足、週足、月足)によって様々な種類が存在します。

◎表

日足チャートにおける短期線:5日、中期線:25日、長期線:75日が何の期間を表しているかというと、
それぞれ

短期線:5日=1週間
中期線:25日=約1ヵ月
長期線:75日=約3ヶ月


という我々の時間間隔の区切りのよいところでの平均を知ることを目的にしているのです。

5日線ならば、相場の動く月曜日~金曜日の5日間=1週間という期間の相場参加者の平均取得単価を把握しようという意図があるわけです。

同じように、週足の期間は

短期線:13週=約3ヶ月
中期線:26週=約6ヵ月
長期線:52週=約1年間

月足の期間は

短期線:12か月=約1年
中期線:24か月=約2年
長期線:60か月=約5年

というように非常に区切りよい、我々に馴染みの深い時間の“節目”を基準にしています。

裏技メモ

アメリカの機関投資家のトレーダーはフィボナッチ数列を移動平均線の数字に設定している場合が多いと言われています。

3、5、8、13、21、34、55、89、144、233などのフィボナッチにまつわる数字を当てはめてみると不思議とレジスタンス&サポートとして機能していることがあるので色々当てはめてみましょう。

◆BTC/JPY日足:指数平滑移動平均線(EMA)34日線

 

◆USD/JPY4時間足:指数平滑移動平均線(EMA)89日線

 

 

5.移動平均線関連テクニカル用語集

◆インジケータ等

  • 単純移動平均線(SMA)
  • 加重移動平均線(WMA)
  • 指数平滑移動平均線(EMA)
  • 複合型移動平均線(GMMA)
  • ボリンジャーバンド
  • MACD
  • %エンベローブ
  • モメンタム
  • コモディティチャネルインデックス

◆手法、法則

  • グランビルの法則
  • 移動平均線乖離率を用いた逆張り
  • ステージング理論
  • 移動平均線大循環分析
  • ゴールデンクロス/デッドクロス
  • パーフェクトオーダー
  • 移動平均線の収斂(しゅうれん)
  • 移動平均線の数値をフィボナッチに
  • うねりどり

 

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